2014年3月22日土曜日

愛知県名古屋市 『南欧風住宅』左官工事

遅れに遅れております名古屋市の現場です。やっと室内の漆喰塗りが終わりました。スイスの漆喰だそうです。

南欧スタイルですが、一般的には輸入材や合板主体ですが、岐阜県東農産の木材主体です。内部にいても清浄感があるのは、白い壁だからだけではないようです。アールデザインやステンドグラスに、南欧スタイルらしさを出しています。








長野県東御市『海野宿』の伝統建築

長野県東御市にある『海野宿』は寛永2年(1625)に北国街道の宿駅として開設されました。伝馬屋敷59軒、旅籠23軒と、たいへんな賑わいを呈していました。明治に入り宿場機能が失われてからは、養蚕の村へと移り変わりました。

海野宿は伝統的な家並みが『日本の道百選』『重要伝統的建造物群保存地区』に選定を受けています。

最近は若い世代に、伝統構法や明治や大正時代のレトロな住まいを建てたい方が増えつつあります。古民家再生が注目されているのは、その表れと思われます。大量生産・大量消費の時代が見直されてきたのは良いことです。

http://www.tomikan.jp/unno/








▲▼建築中のレトロ住宅

愛知県東郷町:古民家再生住宅、完成見学会

当サイトとお付き合いのある伝統構法専門の工務店様が、愛知県東郷町で昨年から手掛けておりました、築60年の民家の再生工事が終わりましたので、見学に行きました。

お施主様は青森県出身の若いご家族様です。「ふるさとにあるような家が欲しかった」との願いは叶いました。

それぞれの地方には地元大工に受け継がれた組み方があるようです。こちらの小屋組はしっかりと組まれ、表情も面白いものです。新築に近い建築費でしたが、価値のあるものとなりました。











2014年3月13日木曜日

栃木県『伝統板倉構法の家』現場訪問

工事の進捗状況をみるために、行きはJR中央線、長野経由で、帰りは工務店様の車で、岐阜県恵那市の石材工場に立ち寄る予定で出掛けました。この日も寒波が戻ってきて冷たい日でした。

元請けは三重県の工務店様です。工事の遅れが気になりますが、見るからに高耐震性の板倉造りです。東日本大震災以降、こちらの工務店様の契約率が上がっております。

この日も遅くまで仕事をやっておりました。現場監督は丁寧ですが、現場に反映されないことがありますから、気が抜けません。

この日は小山市のビジネスホテルに泊まり、翌日の10時に工務店様の車で、中央道の岡谷経由で帰路につきましたが、途中、浅間山・富士山・南アルプス・八ケ岳連峰・北アルプス・中央アルプス・御嶽山とパノラマビューでした。