2015年2月25日水曜日

神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』内部構造

こちらの太い構造材は奈良県吉野産主体で組まれています。


板倉工法に使用される落とし板は『高耐震ささら板壁構法は、厚い板を柱の溝に落としこんでいく板倉壁工法を、さらに一歩、進化させた新しい構法です。凹凸をつけたささら板をもちいることで継ぎ目をかたく連結させ、激しい揺れにもしっかり耐える、すぐれた耐震性を実現しました』と紹介されていました。

▼壁面には、ささら板が使われています。
 ▼中央には無節の8寸ケヤキの通し柱。
 ▼日本の伝統構法、竹小舞。
 ▼小舞が掻き終わると土壁作業に入ります。

2015年2月10日火曜日

神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』竹小舞掻き

いよいよ土壁の下地となる竹小舞が組まれ始めました。小舞では組むのではなく、なぜか ”掻く” と言います。頑丈とはいえ、全部を板倉では圧迫感がありますから、ところどころを漆喰などの壁にするために小舞を掻きます。調湿性・通気性・デザイン性も兼ねています。

この工法は、金属でカチカチに固めるよりも粘り強さがあり見直されつつありますが、職人不足の業界で、特に関東では割高になります。

瓦も葺き終わりそうです。これからは内装工事に入っていきます。

▼もう外からは見えません。
 ▼瓦葺きもほぼ完了。
 ▼日本の伝統構法、竹小舞。
 ▼小舞が掻き終わると土壁作業に入ります。

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2015年2月5日木曜日

神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』屋根工事

関東の冷たい風が吹き抜ける中、やっと瓦作業に入りました。二階建てなのですが、かなりの高度感と重量感がありますから、屋根からの見晴らしも大したものです。

8寸(24cm)のケヤキ通し柱には、伝統構法で言う長ホゾと鼻栓でガッシリと組まれています。大きなお宅ですから中庭を設けてあり、ヤマモミジとイロハカエデが植えられて、内部にも柔らかな光が射しこみます。


周辺にはこのような個人住宅はあまり見かけませんので、通る人達が足を停めて、興味深く見ております。



▼堂々とした存在感があります。
▼周りのお宅を見下ろす高さです。
 ▼瓦作業が急ピッチで進みます。
 ▼8寸(24cm)のケヤキ通し柱に長ホゾと鼻栓がアクセントに。
 ▼先にモミジが植えられた中庭に射す光がまぶしい。

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