七年ほど前になりますが、股関節の手術後の療養であちこちの温泉に行っていました。その中の一つに、昭和36年、石原裕次郎氏がスキーで骨折した後に温泉治療のために約1ヶ月半滞在したホテルが、山梨県身延山近くにありました。
こちらのサービスだけでなく、温泉施設内にある『雑木と山野草の庭園』が素晴らしいのです。まるで山の中の一部分を切り取ってきたかのように自然な造りなのです。かなり有名な造園家の設計のようで感心したものです。機会がございましたら『身延山久遠寺』見学も兼ねて出掛けられると良いでしょう。お薦めです。
http://www.shimobe.co.jp/
2014年4月27日日曜日
2014年4月22日火曜日
栃木県『伝統板倉構法の家』完成
24年1月初めに栃木県の方から以下の見積依頼を受けました。
「ほぼ100%国産材希望、合板も使いたくない。本格和風(可能なら伝統構法で) ・無垢材の手作り収納家具」とのことでしたが、当社、ご予算がとても足りませんでした。それでも地元周辺に公開募集をかけましたが、やはり手が挙がりませんでした。
それで100kmほど離れた工務店様にお願いしました。しかし、そこでも請けられないとのことで、建築費を300万円増額して再募集をかけました。その際に、三重県の工務店様が「関東にも進出したい」との要望がありましたので、そちらにも入札に参加していただきました。伝統木構造の全国組織に所属していましたから、建築予定地に近いところの専門大工に要請するとのことでした。メンテナンスは大丈夫のようです。
途中、大型台風や加工機械の故障などの問題を乗り越え、この度、着工から約一年の工事期間を終えて、完成しました。完成見学会には遠く水戸からも熱心なお客様が来訪されました。
「ほぼ100%国産材希望、合板も使いたくない。本格和風(可能なら伝統構法で) ・無垢材の手作り収納家具」とのことでしたが、当社、ご予算がとても足りませんでした。それでも地元周辺に公開募集をかけましたが、やはり手が挙がりませんでした。
それで100kmほど離れた工務店様にお願いしました。しかし、そこでも請けられないとのことで、建築費を300万円増額して再募集をかけました。その際に、三重県の工務店様が「関東にも進出したい」との要望がありましたので、そちらにも入札に参加していただきました。伝統木構造の全国組織に所属していましたから、建築予定地に近いところの専門大工に要請するとのことでした。メンテナンスは大丈夫のようです。
途中、大型台風や加工機械の故障などの問題を乗り越え、この度、着工から約一年の工事期間を終えて、完成しました。完成見学会には遠く水戸からも熱心なお客様が来訪されました。
2014年4月18日金曜日
古民家を自然素材でリノベーション
当サイトとお付き合いのある工務店様の施工例です。近頃「古民家に住みたい」若い世代が増えてきました。古い家を廃棄処分せずにリノベーションして使うことには感心しますが高額になります。こちらの古民家再生を希望されたのも若いお施主様です。
相談・見学・施工例案内は無料ですが、細かすぎるご性格には古民家再生住宅は不向きです。新築を古民家風に造る方法もあります。
▼完成施工例
http://www.sakka3.com/kokusan/mie2/zisseki/4/index.html
2014年4月17日木曜日
福島県白河市、重要文化財『松風亭蘿月庵(しょうふうていらげつあん)』
栃木県の住宅が完成しましたので取材に行きました。その際、泊まったホテルのサービスで福島県白河市『南湖公園(なんここうえん)』の桜見学に連れて行ってくれました。
『南湖公園』は、福島県白河市にある日本最古の公園である。1924年(大正13年)12月9日、国の史跡および名勝に指定されている。白河藩主『松平定信』が造成したこの湖の地を身分の差を越え庶民が憩える「士民共楽」という思想を掲げ、レクリエーション地として開放した場所とし、それが今日まで現存しているためである。
南湖神社の一角にある茶室は、松風亭蘿月庵は寛政年間(1789~1801)松平定信の家臣、三輪権右衛門(待月)が茶人であった父 、長尾仙鼠(せんそ)のために建立したものである。もとは城下南西の九番町にあったのを、松平家が桑名移封の際に、中町常盤家が譲り受け、邸内に移した後、一時は西白河郡役所の所有に帰したが、大正12年郡制廃止により南湖神社に寄贈され、大正13年(1924)5月現在地に移築された。
現況は、東向きの妻入りで桁行(けたゆき)3間余(5.64m)梁間(はりま)1間半余(2.92m)の入母屋造り、茅葺きとなっている。二畳台目の使用などいわゆる道安好みを基調としている。
定信はこの茶室を好んでたびたび使ったらしく、享和2年(1802)8月のある日「水盥」(みずたらい)に「蘿月(蔦の葉の間に見える月)」の二字を書き、その裏面には「壬戌(じんじゅつ)秋八月 ここに来りてこれを書すことに蚯蚓(みみず)の如し 人の笑はんことを そこの月 たが笑ふともおけやおけ 定信」と書いたので、この茶室を「蘿月」庵と名付けられた。
『南湖公園』は、福島県白河市にある日本最古の公園である。1924年(大正13年)12月9日、国の史跡および名勝に指定されている。白河藩主『松平定信』が造成したこの湖の地を身分の差を越え庶民が憩える「士民共楽」という思想を掲げ、レクリエーション地として開放した場所とし、それが今日まで現存しているためである。
南湖神社の一角にある茶室は、松風亭蘿月庵は寛政年間(1789~1801)松平定信の家臣、三輪権右衛門(待月)が茶人であった父 、長尾仙鼠(せんそ)のために建立したものである。もとは城下南西の九番町にあったのを、松平家が桑名移封の際に、中町常盤家が譲り受け、邸内に移した後、一時は西白河郡役所の所有に帰したが、大正12年郡制廃止により南湖神社に寄贈され、大正13年(1924)5月現在地に移築された。
現況は、東向きの妻入りで桁行(けたゆき)3間余(5.64m)梁間(はりま)1間半余(2.92m)の入母屋造り、茅葺きとなっている。二畳台目の使用などいわゆる道安好みを基調としている。
定信はこの茶室を好んでたびたび使ったらしく、享和2年(1802)8月のある日「水盥」(みずたらい)に「蘿月(蔦の葉の間に見える月)」の二字を書き、その裏面には「壬戌(じんじゅつ)秋八月 ここに来りてこれを書すことに蚯蚓(みみず)の如し 人の笑はんことを そこの月 たが笑ふともおけやおけ 定信」と書いたので、この茶室を「蘿月」庵と名付けられた。
2014年4月2日水曜日
栃木県『伝統板倉構法の家』ほぼ完成
「ほぼ100%国産材希望、合板も使いたくない。本格和風(可能なら伝統構法で) ・無垢材の手作り収納家具」とのことでしたが、当社、ご予算がとても足りませんでした。それでも地元周辺に公開募集をかけましたが、やはり手が挙がりませんでした。
それで100kmほど離れた工務店様にお願いしました。しかし、そこでも請けられないとのことで、建築費を300万円増額して再募集をかけました。その際に、三重県の工務店様が「関東にも進出したい」との要望がありましたので、そちらにも入札に参加していただきました。伝統板倉工法の全国組織に所属していましたから、建築予定地に近いところの専門大工に要請するとのことでした。メンテナンスは大丈夫のようです。
途中、大型台風や加工機械の故障などの問題を乗り越え、この度、着工から約一年の工事期間を終えて、ほぼ完成しました。4月中旬には完成見学会を行います。関心のある方はご案内いたします。
それで100kmほど離れた工務店様にお願いしました。しかし、そこでも請けられないとのことで、建築費を300万円増額して再募集をかけました。その際に、三重県の工務店様が「関東にも進出したい」との要望がありましたので、そちらにも入札に参加していただきました。伝統板倉工法の全国組織に所属していましたから、建築予定地に近いところの専門大工に要請するとのことでした。メンテナンスは大丈夫のようです。
途中、大型台風や加工機械の故障などの問題を乗り越え、この度、着工から約一年の工事期間を終えて、ほぼ完成しました。4月中旬には完成見学会を行います。関心のある方はご案内いたします。
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