直政は湖岸に近い磯山(現在の米原市磯)に居城を移すことを計画していたが、1602年(慶長7年)に死去した。その後、1603年(慶長8年)琵琶湖に浮かぶ彦根山(金亀山、標高50mの、現在の場所)に彦根城の築城を開始し、約20年をかけて完成させました。
築城には公儀御奉行3名が付けられ、尾張藩や越前藩など7か国12大名(15大名とも)が手伝いを命じられた、大掛かりなものであった。幕末における幕府の大老を務めた井伊直弼(桜田門外で暗殺)は、藩主となるまでをこの城下で過ごしています。
天守、附櫓及び多聞櫓は国宝、城跡は国の特別史跡かつ琵琶湖国定公園第1種特別地域に指定されています。建物は近隣の城から移築再生されたものも多い。
マスコットキャラで有名な『ひこにゃん』で人気があります。『彦根城博物館』には復元された『数寄屋造りの木造棟』があり、こちらも茶室で井伊直弼がよく茶会を開いていたとのことで、興味深い。
小さいなお城です
太い木組みは圧巻です
石田三成の居城であった佐和山城が近くに見えます
石工の集団、穴太衆(あのうしゅう)が組んだ石垣
井伊直弼がよく茶会を開いていた茶室『天光室』
博物館に隣接する木造棟
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