■和田宿(わだしゅく)とは、中山道六十九次のうち江戸から数えて二十八番目の宿場。 諏訪湖と軽井沢を結ぶ難所、和田峠の入口にあたり、標高820メートル余りの高地にある静かな山里である。次の下諏訪宿まで五里十八町(約23km)と距離があったため、荷駄を運ぶための伝馬役が最盛期には70軒ほどあった。現在も旧本陣や古い家屋が現存し、修理保全されている。
■文久元年11月6日、皇女・和宮は和田宿に宿泊 文久元年 (1861年)3月、大火で大半を焼失したが、既に皇女・和宮様の宿泊が決まっていたため、慌ただしく昼夜兼行で再建復旧につとめ無事迎えることができた。
ちなみに皇女・和宮様一行は、ここ和田宿を4日間で延べ8万人が通ったという。 ■出桁造りで格子戸 和田宿の旅籠は、出桁造り(だしげたづくり)で格子戸のついた宿場建物の代表的な遺構であり、江戸末期の建築様式をよく伝えている。
▼和田宿公式サイトhttp://www.wadajuku.com/
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