自然素材と木の家建築現場訪問記
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2016年11月30日水曜日
神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』完成披露宴
二年以上に渡って建築していました、神奈川県大和市の大型住宅は既に完成してお住いになっておられます。
二世代9人の大家族ですが、充分過ぎる大きさです。完成施工例はただいま制作中ですが、この度はお施主様が関係者を招待していただきましたので、その様子も含めて一部追加の写真を掲載いたします。
大きな『高級磁器:鍋島焼の陶板』のリビングは吹き抜けになっておりますが、室内空気が暖かくて清浄なのには改めて驚きました。そして何より、お施主様に大満足をしていただいたことは、紹介者として大きな喜びです。
土壁伝統構法の家(京都府相楽郡)
京都の有名な宇治茶の産地で建築中であった『土壁伝統構法の家』が完成しました。お茶畑に囲まれた中に溶け込む佇まいになっております。
2016年5月5日木曜日
神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』ほぼ完成
長期に渡る建築工事でお施主様のご家族には不自由をお掛けしたと思います。
ところどころに数寄屋スタイルを採り入れて凝った造りになっております。
追加工事で、玄関ホールに天井をつけることで落ち着きが出て、重量感のある立派な邸宅になりました。
2016年3月7日月曜日
京都府相楽郡『昭和レトロ風、伝統構法石端建ての家』大工工事
こちらの現場はオール国産材・無節の8寸(24cm)桧大黒柱・松の梁丸太・竹小舞土壁が特徴の和風住宅です。
三人の若い大工さんたちが、休日も返上して遅くまで働いている姿には好感が持てます。
標高300m弱の高級宇治茶の主要産地にある白梅が満開になっていました。
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2016年2月27日土曜日
愛知県あま市『和風住宅』内装工事
春めいてきたものの、この日は冷たい風が吹いておりました。
こちらの工務店様は価格の割には内容は良いです。例えば、腰板は無節のヒノキ・杉を主に使います。ここの現場では米栂の無節を使っており、杢目が面白く出ております。
大黒柱も7寸(24cm)のきれいな東濃桧を使っております。建具類も全て手造りです。ずいぶんと収納家具も多いようです。
これで工期と現場管理に気配りしていただければ、とても良い工務店様です。
塗り壁はお施主様ご自身で漆喰を塗るとのことでしたが、実際にやってみると難しいようです。それに面積がスゴイあります。
大黒柱も7寸(24cm)のきれいな東濃桧
ロフトも活用できる広さがあります。
2016年2月23日火曜日
神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』建具
建具類も入り、完成の様子が分かるようになってきました。外観はやや北欧スタイルの雰囲気もあります。
モダンレトロの雰囲気が出るように扉類もデザインされて、化粧ガラスや色ガラスを用いて遊びが入っています。
壁は部分的にアクセントとして『大津壁』という色土を混ぜたもので上塗りします。
お施主様支給の装飾タイルの『鍋島焼』は有田・伊万里地方で佐賀藩(鍋島藩)において藩直営の窯で製造された高級磁器とのことです。
wikipediaの説明によりますと『鍋島焼の伝統は1871年(明治4年)の廃藩置県でいったん途絶えたが、その技法は今泉今右衛門家によって近代工芸として復興され、21世紀に至っている』とあり、貴重な焼き物です。コチラのお宅のいたるところに装飾として用いられました。
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