2014年1月21日火曜日

愛知県津島市『昭和レトロ、全面リーフォーム』クロス張り完了

クロス張りが完了しました。ヒョウ柄っぽいゴールドカラーです。レトロと言えば、レトロかも…

キッチンカウンターのサクラ無垢板が味を出しています。

建築家様の報告によりますと「奥さんが嬉しそうで、自分のお姉さん、おばあちゃんにみてもらってました。凄いねと絶賛していました。サロンでもやろうかなとも言ってましたよ」お施主様の奥様がとても個性的でして、風水によるものなのか不明です。

もうすぐ完成ですから、とても楽しみです。





2014年1月13日月曜日

愛知県名古屋市 『南欧風住宅』内装工事

外壁塗装は南欧風に、いい感じです。

内部は1階・2階とも急ピッチで大工工事が進んでいます。もうすぐ内部は漆喰で左官工事に入る予定です。 

掃き掃除をしていましたが、散らかるほうが早いようです。整理整頓を厳しく言いたいのですが、大工さんも精一杯の感があり片目をつぶります。



2014年1月12日日曜日

栃木県『伝統板倉構法の家』外壁・内装工事

養生シートが外されて外観が姿を現しました。大きな家です。

外はサイディングを張ることになっています。

内部の大工工事も進み出しましたが、消費税の駆け込み需要の影響で遅れが目立ちます。全般的に他の現場でも、やはり遅れています。





2014年1月2日木曜日

数寄屋風の家を伝統工法で建てる。完成施工写真

和風住宅を建てる工務店はたくさんあります。しかし伝統工法・数寄屋風・土壁・手刻み・太い木組みとなると、そうは多くありません。一般的に、この内容ならもっと高額な建築分野なのです。

『数寄屋造り(すきやづくり)』とは、茶室風な造りで、茶の湯が盛んだった安土桃山時代から江戸初期にかけての建築様式の一つです。『数寄(数奇)』とは俳句や茶の湯、生け花など風流を好むことで、『数寄屋』は「好みに任せて作った家」といった意味で茶室を意味します。茶人たちは“侘び寂び”のような精神性に重きをおくために簡素な造りを旨とするのですが、最近は高級な和風建築を指す場合が多い。

こちらの伝統工法住宅、施工例は、ところどころに数寄屋風な造作を取り入れて、粋に建ててあります。




 太い梁を複雑に組み上げてあります。


2013年12月16日月曜日

『愛知県津島市:昭和レトロ、全面リーフォーム』大工工事

とても寒い日でした。愛知県東郷町から名古屋市名東区、そして津島市の現場にやってきました。

ちょっとコワオモテの大工さんが階段を作っている最中でした(もちろん普通に優しく話す方でしたが…)リフォーム前と比べるとずいぶん広くて、前の面影が全くありません。いいお住まいになりそうです。


 奥から玄関方面

 リフォーム前
2階

『愛知県名古屋市:南欧風住宅』外壁塗装完了

こちらへは愛知県東郷町の現場から30分ほどで着きました。既に外壁の塗装が完了しており、暖色でプロヴァンス風なコテ仕上げでいい感じです。ファッションモデルのような奥さまのお好みだそうです。

工事は大幅に遅れていますが、3人で入ってピッチを上げての作業です。




2013年12月15日日曜日

愛知県愛知郡の古民家再生

お付き合いのある伝統構法専門の工務店様の古民家再生の現場です。

約60年前のお宅を、30代のお施主様の希望で再生することにしたそうです。新築に近い金額になりますが、古材には時代を経た独特の重みがあります。

見上げた小屋組は対角線上から斜めに梁を組んで頑丈そのものです。『隅梁工法』に似ているようですが…。

穴の開いた梁にピッタリと加工して穴埋めをしていました。手間のかかる、丁寧な仕事をやっています。

床の下地にも合板は使わず、杉材です。

▼愛知県西部・三重県北東部と中部地域で古民家再生や伝統工法の新築をご希望なら、こちらの工務店様をご紹介いたします。建築現場案内・見積は無料ですからご安心を。
http://www.sakka3.com/kokusan/mie2/





栃木県『伝統板倉構法の家』JIO検査

外周りの養生シートが外されました。今年は大型台風の襲来で風雨対策に苦労したようですが、何とかここまできました。

内部の木組みも立派です。この日は、住宅保証会社のJIOの検査です。補償で多いのが雨漏りですから、しっかりと見ています。




2013年12月11日水曜日

伝統木組みの凄さ

もう5年以上も前になりますが、ある木組みが見たくて遠路を出掛けたことがあります。長野県別所温泉は湯治場として有名ですが、国宝や重要文化財をはじめ、数多くの文化財が点在している地です。

そこにある『別所神社』は、古くから『熊野社』といわれていました。 社伝によると、紀州(和歌山県)の熊野本宮大社から分祀〔ぶんし〕されたといわれています。 以来ずっと熊野社でしたが、明治11年(1878)に別所神社に改められました。

建物は「一間社隅木入春日造〔いっけんしゃすみきいりかすがづくり〕」といいます。屋根は瓦葺です。 本殿は18世紀の神社本殿として、規模も大きく、建築様式や、建物を飾る彫刻も華〔はな〕やかで、建築物として優れ、当初の形式がよく残され、文化財として保存価値の高いものです。

舞台に使われたと思われる天井の木組みに、当時の宮大工の腕には圧倒されるものがあります。


▼別所温泉、観光案内
http://www.bessho-spa.jp




2013年12月6日金曜日

岐阜県恵那市蛭川産『錆御影石』の玄関

御影石とは花崗岩(かこうがん)のことです。もともと、兵庫県神戸市の御影地区で採れたのでその名がつきました。硬さ・加工性・低い吸水性・保温性・耐久性・色調など優れた点が多いので、古くから鳥居や石垣にも使われてきました。

『御影石』には『白御影石』『黒御影石』『赤御影石』『錆御影石』『桜御影石』などがあり、外国からの輸入も含め、産地により色や粒子に変化があります。岐阜県恵那市蛭川町(ひるかわちょう)には、この地の特産である錆び色が波模様に入る御影石があり『錆御影石』と呼ばれています。

以前はこの錆色が嫌われていましたが、最近では模様に変化や趣があることや、白御影石のような冷たい感じにはない、詫びた茶系の温かな色合いが好まれています。和風・和モダン・古民家・昭和レトロスタイルの住宅にはお薦めです。

写真は我が家の玄関です。ケヤキの無垢材で造った式台・上がり框・収納には、やはり無垢の天然石の方が調和がとれるように思います。石の張り方は『方形乱張り』といいます。ついでに雑木と山野草の庭の石組みも、自分で同じ石で組みました。贅沢ですが…。




2013年12月1日日曜日

『愛知県名古屋市:南欧風住宅』外断熱工事

今年も残すところ、あと一ヶ月ほどになりました。あちこちの現場で消費税の駆け込みの影響が出て、大工不足や受注オーバーなどで遅れ気味になっています。

こちらも遅れが気になっている現場。外断熱工事と内装工事が急ピッチで進んでいました。こちらは『セレクトリフレックス』という外断熱工法です。

●セレクトリフレックス(外断熱・トリプル断熱をお考えなら)

遮熱塗り壁材とは、塗るだけで外壁面の太陽熱を反射させ、表面温度を20~30℃程削減する塗り壁材です。

・骨材の酸化による変色、色素沈着の心配がありません。
・日射の中の赤外線については、90%の反射性能があります。
・夏場の室内温度を3~10度ほど減少効果。
・優れた耐火性能があります
・安全性が高く、防カビ、防藻の効果が長期にわたり有効です。

http://www.e-igc.jp/lasting/selectriflex.php
http://stc-office.jp/pickup/select-reflex.html





2013年11月22日金曜日

愛知県名古屋市『和風モダンの家』完成施工写真

2012年1月頃に、名古屋市から「一生に一度の大きな買い物です。限られた予算の中で、嘘の ない家づくりをしていただける信頼できる工務店さんに巡り合いたいと思い申し込みました」との見積依頼をいただきましたので、早速、周辺業者様に公開募集をかけましたところ、3社の参加申込がありました。



その中で、女性建築家に設計依頼をしている岐阜産直の工務店様に決定しました。土壁や内部造作に時間を要したとは言え、着工から完成までは一年以上かかってしまいました。

■特筆ポイント:ハイセンスな女性建築家の設計で、岐阜県東濃材と竹小舞土壁で造ったモダン和風のお住まいは室内の空気に清浄感があります。自然環境に恵まれた土地に、高原のロッジのような雰囲気がとても似合う佇まいです。

http://www.sakka3.com/kokusan/zisseki/29/index.html








2013年11月12日火曜日

『愛知県津島市:昭和レトロ、全面リーフォーム』大工工事

撤去部分の解体もすっかり終え、いよいよリフォーム工事に入りました。

この日は名古屋市名東区の現場から、高速道を走って津島市まできました。ところが、この日は大工さんが入っていませんでしたので、ガラス越しに撮影をしました。整理整頓された現場です。

しばらく前に、建築家様から送っていただいた写真があります。1階も2階も作業が進んでいますが、年内完成は難しいように思います。鉄骨構造ですから、仕切りをとると随分、広い空間になっています。