冷たい気温の中、板倉工法の建前が始まりました。太い東濃桧の柱が立っており、そ
の柱の溝にそって30mmの東濃産杉板を落とし込んでいきますから、いつもの在来工法
より時間がかかります。したがって、木材の量は通常の建築の倍以上はありそうです。
二階の床梁と根太は十分な太さです。長期優良住宅仕様になっており、一部合板であっ
たり、断熱材の制限を受けることは妥協せざるを得ないところがあります。
こちらの工務店様は低価格で、太い材木をふんだんに使ってくれるのは良いのですが、
土地柄なのか、個性なのか、甘えなのか、大雑把なところがあります。お客様の立場
でサービスをしている当サイトとしましては徹底的に改善をしてもらいたいところで
す。そうでないと、低価格であったとしても見積参加に招待できなくなります。私自
身が家を建てるとしたら、多額なお金を払ってまで、雑でいい加減な工務店に建てて
もらいたくないからです。
今回は現場清掃や、木目がきれいに並ぶように部材の組み方にも注意を払っているよ
うで、私からの細かいやり直しにも応じました。
当サイトは、各地のお客様から様々なスタイルのご要望をいただきますが、ここ最近
の傾向として『東日本大震災』以来、板倉工法の契約が増えたことです。やはり耐震
性に大きな関心がよせられているからと推測されます。
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