かつて和風住宅スタイルが主であった頃の庭木と言えば、縁起を担いで『松・竹・梅』が基本でした。その後、住宅に洋風スタイルが入ってきても、相変わらず、枝が門を覆うように『松』が植えられていました。
それから長い時間を経て、やっとそれぞれの住宅スタイルに調和した庭が、建築家や先進的な造園師などによりデザインされるようになったのです。それに伴い、庭木専門店が『背の低い針葉樹(ドワーフコニファー)』や『色とりどりの雑木』を扱うようになりました。しかしながら特殊な雑木や灌木となると、山採りに頼るところが多く、関東以西では平地馴れしていない植物を定着させるのは難しいのが実情でしたが、最近はかなりの種類が栽培されるようになってきました。
和風住宅が人気を取り戻す中で「庭に季節感のある樹木を植えたい」と願う人もいらっしゃいます。参考になるかどうか分かりませんが、我が家の雑木と山野草のロックガーデン(自作)の一部をご覧ください、四季折々の、芽吹・花・新緑・結実・紅葉・冬の幹を愛でるのは、とても楽しいことです♬
4月の芽吹時
ロックガーデンは境界線に沿って細長く奥へ
奥から見たところ
秋の紅葉
玄関横は紅葉の鮮やかな『ヤマコウバシ』
今、人気、これから剪定で形を整えていきます
1月から裏庭では『スノードロップ』が咲き出します
梅雨時に爽やかな『オオカメノキ』
赤い実と紅葉が真っ赤になる灌木『ウスノキ』
雄木がないと実がつかない『フウリンウメモドキ』
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