2014年4月22日火曜日

栃木県『伝統板倉構法の家』完成

24年1月初めに栃木県の方から以下の見積依頼を受けました。

「ほぼ100%国産材希望、合板も使いたくない。本格和風(可能なら伝統構法で) ・無垢材の手作り収納家具」とのことでしたが、当社、ご予算がとても足りませんでした。それでも地元周辺に公開募集をかけましたが、やはり手が挙がりませんでした。

それで100kmほど離れた工務店様にお願いしました。しかし、そこでも請けられないとのことで、建築費を300万円増額して再募集をかけました。その際に、三重県の工務店様が「関東にも進出したい」との要望がありましたので、そちらにも入札に参加していただきました。伝統木構造の全国組織に所属していましたから、建築予定地に近いところの専門大工に要請するとのことでした。メンテナンスは大丈夫のようです。

途中、大型台風や加工機械の故障などの問題を乗り越え、この度、着工から約一年の工事期間を終えて、完成しました。完成見学会には遠く水戸からも熱心なお客様が来訪されました。










2014年4月18日金曜日

古民家を自然素材でリノベーション

当サイトとお付き合いのある工務店様の施工例です。近頃「古民家に住みたい」若い世代が増えてきました。古い家を廃棄処分せずにリノベーションして使うことには感心しますが高額になります。こちらの古民家再生を希望されたのも若いお施主様です。

三重県鈴鹿市内の新築物件のお施主様のご友人で、弊社の新築物件を一目見て、お気に入りいただき特命にてお見積もり、ご契約に至りました。青森出身のご主人様で、実家が田舎造りのお住まいで、我が家もこだわりの古民家暮らしを強く希望されておられました。趣味の金魚を育てる為にも広い土地が必要で、築60年の日本家屋を不動産で買取り、古民家リノベーションを依頼されました。

相談・見学・施工例案内は無料ですが、細かすぎるご性格には古民家再生住宅は不向きです。新築を古民家風に造る方法もあります。

▼完成施工例
http://www.sakka3.com/kokusan/mie2/zisseki/4/index.html







2014年4月17日木曜日

福島県白河市、重要文化財『松風亭蘿月庵(しょうふうていらげつあん)』

栃木県の住宅が完成しましたので取材に行きました。その際、泊まったホテルのサービスで福島県白河市『南湖公園(なんここうえん)』の桜見学に連れて行ってくれました。

『南湖公園』は、福島県白河市にある日本最古の公園である。1924年(大正13年)12月9日、国の史跡および名勝に指定されている。白河藩主『松平定信』が造成したこの湖の地を身分の差を越え庶民が憩える「士民共楽」という思想を掲げ、レクリエーション地として開放した場所とし、それが今日まで現存しているためである。

南湖神社の一角にある茶室は、松風亭蘿月庵は寛政年間(1789~1801)松平定信の家臣、三輪権右衛門(待月)が茶人であった父 、長尾仙鼠(せんそ)のために建立したものである。もとは城下南西の九番町にあったのを、松平家が桑名移封の際に、中町常盤家が譲り受け、邸内に移した後、一時は西白河郡役所の所有に帰したが、大正12年郡制廃止により南湖神社に寄贈され、大正13年(1924)5月現在地に移築された。

現況は、東向きの妻入りで桁行(けたゆき)3間余(5.64m)梁間(はりま)1間半余(2.92m)の入母屋造り、茅葺きとなっている。二畳台目の使用などいわゆる道安好みを基調としている。

定信はこの茶室を好んでたびたび使ったらしく、享和2年(1802)8月のある日「水盥」(みずたらい)に「蘿月(蔦の葉の間に見える月)」の二字を書き、その裏面には「壬戌(じんじゅつ)秋八月 ここに来りてこれを書すことに蚯蚓(みみず)の如し 人の笑はんことを そこの月 たが笑ふともおけやおけ 定信」と書いたので、この茶室を「蘿月」庵と名付けられた。







2014年4月2日水曜日

栃木県『伝統板倉構法の家』ほぼ完成

「ほぼ100%国産材希望、合板も使いたくない。本格和風(可能なら伝統構法で) ・無垢材の手作り収納家具」とのことでしたが、当社、ご予算がとても足りませんでした。それでも地元周辺に公開募集をかけましたが、やはり手が挙がりませんでした。

それで100kmほど離れた工務店様にお願いしました。しかし、そこでも請けられないとのことで、建築費を300万円増額して再募集をかけました。その際に、三重県の工務店様が「関東にも進出したい」との要望がありましたので、そちらにも入札に参加していただきました。伝統板倉工法の全国組織に所属していましたから、建築予定地に近いところの専門大工に要請するとのことでした。メンテナンスは大丈夫のようです。

途中、大型台風や加工機械の故障などの問題を乗り越え、この度、着工から約一年の工事期間を終えて、ほぼ完成しました。4月中旬には完成見学会を行います。関心のある方はご案内いたします。



2014年3月22日土曜日

愛知県名古屋市 『南欧風住宅』左官工事

遅れに遅れております名古屋市の現場です。やっと室内の漆喰塗りが終わりました。スイスの漆喰だそうです。

南欧スタイルですが、一般的には輸入材や合板主体ですが、岐阜県東農産の木材主体です。内部にいても清浄感があるのは、白い壁だからだけではないようです。アールデザインやステンドグラスに、南欧スタイルらしさを出しています。








長野県東御市『海野宿』の伝統建築

長野県東御市にある『海野宿』は寛永2年(1625)に北国街道の宿駅として開設されました。伝馬屋敷59軒、旅籠23軒と、たいへんな賑わいを呈していました。明治に入り宿場機能が失われてからは、養蚕の村へと移り変わりました。

海野宿は伝統的な家並みが『日本の道百選』『重要伝統的建造物群保存地区』に選定を受けています。

最近は若い世代に、伝統構法や明治や大正時代のレトロな住まいを建てたい方が増えつつあります。古民家再生が注目されているのは、その表れと思われます。大量生産・大量消費の時代が見直されてきたのは良いことです。

http://www.tomikan.jp/unno/








▲▼建築中のレトロ住宅

愛知県東郷町:古民家再生住宅、完成見学会

当サイトとお付き合いのある伝統構法専門の工務店様が、愛知県東郷町で昨年から手掛けておりました、築60年の民家の再生工事が終わりましたので、見学に行きました。

お施主様は青森県出身の若いご家族様です。「ふるさとにあるような家が欲しかった」との願いは叶いました。

それぞれの地方には地元大工に受け継がれた組み方があるようです。こちらの小屋組はしっかりと組まれ、表情も面白いものです。新築に近い建築費でしたが、価値のあるものとなりました。











2014年3月13日木曜日

栃木県『伝統板倉構法の家』現場訪問

工事の進捗状況をみるために、行きはJR中央線、長野経由で、帰りは工務店様の車で、岐阜県恵那市の石材工場に立ち寄る予定で出掛けました。この日も寒波が戻ってきて冷たい日でした。

元請けは三重県の工務店様です。工事の遅れが気になりますが、見るからに高耐震性の板倉造りです。東日本大震災以降、こちらの工務店様の契約率が上がっております。

この日も遅くまで仕事をやっておりました。現場監督は丁寧ですが、現場に反映されないことがありますから、気が抜けません。

この日は小山市のビジネスホテルに泊まり、翌日の10時に工務店様の車で、中央道の岡谷経由で帰路につきましたが、途中、浅間山・富士山・南アルプス・八ケ岳連峰・北アルプス・中央アルプス・御嶽山とパノラマビューでした。