2015年6月5日金曜日

京都府相楽郡『土壁伝統構法の家』手刻み加工

京都府相楽郡で建てるお住いは三重県の工務店様と契約になり、材木の刻み工程に入りましたから、見に出掛けて行きました。こちらの工務店様は当サイトでは4棟目になります。

大きくなった工場では若い人たちが太鼓挽きした松材の加工をしておりました。この松材は表面を手間のかかるチョウナ仕上げにしてあり、味わい深いものがあります。京都のお施主様のものは表面の加工は済んでおりました。

他の構造材は、以前の工場でベテラン大工さんが墨付けをしていました。ここにある以外にも外に沢山積んであり、順に墨付けと手刻みが進められていく予定です。

こちらの工務店様の社長はまだ40代前半の若手ですが、多くのお弟子さんを指導しながらの経営です。全国の若い大工さんたちのポープであり、伝統構法ではかなり知られた存在なのです。日本経済が縮小する中、一層の進歩向上をして、やがては関東の住宅業界にも風穴を開けてもらいたいものです。


▼土壁と伝統木組みで国産木の家
http://www.sakka3.com/kokusan/mie2/










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